2015年06月24日

F1の「ボス」バーニー・エクレストン

バーニー・エクレストンはイギリス人の実業家。

F1運営組織「フォーミュラワン・グループ」のCEOです。

「フォーミュラワン・グループ」は、

「フォーミュラワン・マネジメント」
「フォーミュアワン・アドミニストレーション」
の二つの組織を核とする組織です。

トロール漁船の船長の息子として生まれ、16歳で学校失業後、
趣味のオートバイのディーラーのチェーン店を設立。
青年実業家として活躍。

その後、趣味として4輪のレースに出場していましたが、
1958年モナコGPにチームオーナーとして参加。
所属ドライバーの事故死などがあってF1界から撤退。

が、1970年代にブラバムのオーナーとしてF1に復帰。
ネルソン・ピケが優勝するなどチームを成功に導きました。

その後各国のレース興行者とのギャランティー交渉を請け負う
ようになり、
フォーミュラワン・コンストラクターズアソシエーション
を結成。会長となります。

F1のテレビ放映権やレースの興行権を仕切ることになって、
「F1のボス」と呼ばれるようになったのです。

ただ、現在80歳をすぎていて、引退が取りざたされる
ようになってきています。

経費の増大によるチームの経営難、スポンサーの撤退、
人気の落ち込みなど、課題が多いF1ですが、エクレストン
が主張する「V8エンジン」への変更ができるのかどうか、
注目です。

オーストリアGP後のニュース。

早急なF1改革に高まるムード
TopNews 6月23日(火)7時26分配信

早急なF1改革に高まるムード
F1に充満する不満。その解消が一刻も早く求められる
一刻も早く規則を変えなければ。そんな深刻ムードがF1のパドックに今、どんどん充満している。

マクラーレンのスポーティング・ディレクター、エリック・ブーリエはスペイン『Marca(マルカ)』紙に、さし迫った危機を次のようにまとめる。「ドライバーたちは不満を抱えている。それは世間に知れ渡り、やがて彼ら(テレビ視聴者)はF1を去っていくんだ」

なかでも騒がしいのはレッドブルである。彼らはチームのおひざ元で行われた先週末のF1第8戦オーストリアGPで終始、F1は奈落の底に向けて真っ逆さまだと主張していた。

「バーニー・エクレストンはジャン・トッド(FIA(国際自動車連盟)会長)に声をかけて何かをすべきだ」とドイツ『DPA通信』に話すのは、チーム代表クリスチャン・ホーナー。

「しかもなるべく早く。このままでは時間切れだ」

F1に問題があるのはとっくに誰もが分かっている。2017年には規則を大きく変更すべきだとして、話し合いが進行中だ。

「問題は認識している」とドイツ『Frankfurter Allgemeine Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)』紙に話すのは、フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネだ。「だが、それだけではない。これ以上、時間の浪費は許されない」

確かに規則改定の作業を急ぐ動きはある。それも2017年ではなく、2016年に規則を大きく書き換えようというのだ。

「マシン変更はなるべく早くしてほしい」とレッドブルのヘルムート・マルコ博士。「みんなが望むなら、2016年がいい」

F1 CEOのエクレストンも、その気になっている。

「悠長に待っていられない」とドイツ『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』紙に話す84歳のエクレストン。彼によると最大の問題は複雑な「パワーユニット」だ。

「もっと簡単な構造にしなければ」

今までF1は、音が静かで高価なV6ターボの廃止を拒んできた。もしパワーユニットを葬ったら、抗議の印としてメルセデス・ベンツはF1を撤退すると言われる。

「彼ら(エンジン製造会社)がその気なら、ほんとうに止めるだろう」とエクレストン。

レッドブルのチームオーナー、ディートリッヒ・マテシッツにも同じことが言える。彼は今また、F1撤退をチラつかせている。

「彼(マテシッツ)は誰にも相談も必要としない立場の人間だからな」

「彼の不満は理解できる。もし彼が運営側にいれば、さっさと動くはずだ」

ホンダもまた現行ルールに足を引っ張られている。ルノーのトラブルは言わずもがなだ。

しかしエクレストンは、次のように言う。「誰もF1は止めない。私には自信がある」

だとしてもレッドブルのホーナーは、現在のF1運営方法は明らかに機能していないとの考えだ。

「おそらく、われわれに必要なのは外部の専門家だ。F1世界選手権に関わりのない誰かだよ。はっきりとは言えないが、たとえばロス・ブラウン(前メルセデスAMGチーム代表)のような人間だ。彼ならF1のビジネス面も複雑なところも理解している」

「F1の、ルノーやホンダといった企業に対する扱いは何だ。今日(6/21)はホンダの新社長(八郷隆弘氏)が視察に訪れていたが、決して愉快な気持ちではなかったと思う」


また、観客動員数が減少しています。
それに関する記事がこちら。


F1オーストリアGP、観客数が4割減少
TopNews 6月24日(水)7時1分配信

F1オーストリアGP、観客数が4割減少
昨年に比べ、決勝日の観客数が4割も減ってしまったF1オーストリアGP
今年は観客数が大幅に減少するだろうと伝えられていたF1オーストリアGP(第8戦)だが、実際その通りの結果となってしまった。

昨年、新装されたレッドブルリンクで11年ぶりに復活したオーストリアGPには、観客席を埋め尽くす9万人の観衆であふれかえっていた。

だが、『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙が報じたところによれば、今年の決勝日の観客数は55,000人にまで減ってしまっていたという。

しかし、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンは、そうした状況にもかかわらずレースを主催したレッドブルに対して称賛の言葉を送ったとされている。

「素晴らしい」と『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』に語ったエクレストンは、次のように付け加えた。

「一番よかったのは、誰も、何も文句を言っていないということだ」


王座を失ったレッドブル、勝てないフェラーリ、

ライコネンの去就、パワーユニットは変わるのか?

そもそもF1の人気回復は可能なのか?

メルセデスの一人勝ちが続くようでは難しそうです。
posted by 葉月 at 12:22 | TrackBack(0) | F1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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